武井守成[Morishige Takei:1890年-1949年]
- 1890年-1949年明治23年-昭和24年
武井守成[Morishige Takei:1890年-1949年]
1890年10月11日、鳥取市(広島と京都の間の日本海沿岸に位置する)で、家族が短期間住んでいた間に生まれた。
父親[※補足1] は鳥取県知事だったが、武井が生まれた翌年、一家は東京に移り住んだ。
1910年に東京外国語学校に入学し、イタリア語を専攻。
イタリア協会から奨学金を得て、1911年5月にイタリアに渡った。
イタリアで初めてギターに出会ったのはこの時だったようだ。
1911年10月に東京に戻った武井は、1913年3月にイタリア政府から賞金を授与され、同校を首席で卒業した。 ギターを習い始めたのもこの頃である。 卒業と同時に父の会社の「取締役」の肩書きを与えられる。
1915年9月26日、田中常彦とマンドリン・アンサンブルを始め、ギターのパートを受け持つ。
[※補足1]武井守正(たけいもりまさ)元「姫路藩士」であり鳥取県知事から1893年から実業界(帝国海上保険、日本商業銀行、明治商業銀行などを創立し役員となった)に転じた。
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